共生のまちづくりネットワークよこはま
●日時:2011年2月11日 13:00~13:50 ●会場:セミナールーム4
◆タイトル:
外国人市民は国際都市よこはまにどのように住んでいるのか
◆サマリー
■報告会
「外国人市民への行政サービス窓口」実態調査からみえる課題と
「横浜市における多文化共生施策」への提言
■報告者 小池由美
国際都市横浜と呼ばれる370万巨大都市には今や8万人をこす150カ
国以上の外国人が住んでいます。
しかし巨大であるが故に、外国人への行政サービスは、18に分かれ
た区での対応とならざるを得ません。私たちは、H22年4月-5月に
かけ全区役所に「外国人市民サービス実態調査」を実施し、現状把
握を試みました。またその結果分析などを材料に6月には多文化共
生シンポジウム『グローバル化する大都市横浜と外国人市民への行
政サービス』を開催しました。
パネリストとして南区役所、中区役所に参加いただき現場での状況
や課題、今後の取り組みなどが紹介されました。12月には、4つの
区にヒアリングを企画しさらに現状を直接聞く機会としました。
最終的には本フォーラムにおいて報告をします。
アンケートやシンポジウムから見えた課題などをまとめ、多文化共
生施策提言として「横浜市中期的計画」へ提出し、私たちの考え方
は文言追加として反映されました。
H24年には入管法改正がスタートします。横浜市は観光局を設置す
るなど国際的な取り組み強化を準備しています。しかし、住民とし
ての外国人市民への対応の充実は遅々として進まないのが現状です。
どうすればよいのか一緒に考える場としたいと思います。
外国人市民サービス窓口実態調査/シンポジウム 報告書
http://www.kyomachi.org/