JICA横浜
●日時:2011年2月11日 12:00~13:50 ●会場:かもめ
◆タイトル:
チャリティからビジネスへ
~持続可能なフェアトレードを考える~
◆サマリー
NGO団体を対象に、持続可能なフェアトレード支援とは何かについて、
第1部ではJICAの一村一品や地場産業開発の経験からの教訓、そして
第2部では(特活)シャプラニール=市民による海外協力の会の
国内および海外における活動事例から具体的に考えていきます。
【講師】
第一部 理論および一村一品や地場産業開発の経験からの教訓
JICA産業開発部 産業・貿易課 職員 奥本 恵世氏
第二部 実践例(海外/国内)
(特活)シャプラニール=市民による海外協力の会
内山智子氏(元ダッカ駐在員)、小松豊明氏(クラフトリンク・チーフ)
・ジュートバッグの生産者(バングラデシュ)
生産グループの代表を務めるハシナさん。以前は家賃を払うこともできず
空地にテントを張って暮らしていた。彼女が継続的に収入を得るように
なって、部屋を借りて暮らせるようになった。「以前は夫が全てを決めて
いたけれど、今は私の意見も聞いてくれるようになりました」
・写真(バングラデシュ)
タ作りの仕事をして20年近くになるファルハナさん。夫が病気で亡くなった
収入が一家の暮らしを支えている。元々暮らしの中で受け継がれてきたノクシ
が生まれてから家事や仕事の合間に少しずつ作ってきたというノクシカタを
れました。「娘が結婚する時に渡します」
・写真(ネパール)
ニルマラさん(左)は姉のビジャヤさん(右)からニッティングを習い、ニット
製品作りの仕事を始めたこの仕事をやっていて良いことは、自分が持っている
技術を使って仕事が出来ること、また新しいデザインなども覚えられること。
「努力して作ったものを気に入ってもらえたらとても嬉しいです」