(特活)WE21ジャパン
WE21 Japan
◆活動概要
「もったいない」を生かして
神奈川県の35の地域にリユース・リサイクルショップ「WEショップ」が
あります。WEショップでは、地域に暮らす市民から寄付してもらった中古の
衣類や雑貨などを、地域のボランティアが中心となって販売し、その収益の
一部を国内外のNGOに寄付しています。
WEショップは、イギリスの国際協力NGO「Oxfam」が運営するチャリティの
リサイクルショップ「Oxfamショップ」を視察した女性たちが、Oxfamショップ
の品物寄付とボランティアの仕組み、そして日本人の「もったいない」の精神
を生かして、1998年に神奈川県厚木市に第1号店をオープンさせました。
その後、神奈川県内の35の地域にWE21地域NPOが誕生し、全部で53店舗の
WEショップを運営、品物寄付・ショップ運営・商品の購入者を合わせて、
年間50万人以上の市民がこの活動に参加しています。
「アジアをはじめ世界20カ国以上に支援」
WEショップでの販売収益の一部は、アジアをはじめ世界20カ国以上の女性たち
を支援する民際支援に充てられています。これらのお金は途上国で支援活動を
行う日本国内外のNGOを通して、アフガニスタンの小学校教師に向けた教員
研修費、インドの多目的教育センター設立費、カンボジア・伝統織物研修費
などとして寄付しています。
WEショップの収益を通じて支援をすることで、支援が現地の人々にどのように
生かされたのか、そもそもなぜ支援が必要なのかということを、途上国に貧困
をもたらす世界のしくみの視点からWEショップに関わる地域の人たちに情報を
提供していく場にもなっています。
「世界の貧困と私たちの暮らしのつながりを知る」
世界では、人口の20%を占める最も豊かな人たちに、世界の富の80%が集中
しているのに対して、最も貧しい世界の20%の人たちが世界の富の1.9%を
分け合って生きています。世界の貧困は、先進国の私たちの暮らしや経済活動
に深く関わっていますが、それを日常生活の中で感じることはほとんどありま
せん。私たち日本人が輸入している多くの食料や資源が、その生産現場での
環境破壊や人権侵害、児童労働などにつながっていることを写真やポスターを
店内に掲示したり、ニュースレターを配布して伝えています。
毎年10月には、このような世界の貧困と日本との関わりについてより多くの
人たちの関心を集めようと、10月17日の世界貧困デーに合わせて「貧困なく
そうキャンペーン」を開催しています。キャンペーンでは、WEショップの商品
のお買い上げ金額全額が支援金になる、支援先であるカンボジアの保育園に通
う子どもたちが普段食べている給食を試食する、アフガニスタンの女性が着る
民族衣装ブルカを試着するなど、世界を身近に感じ、支援先で起こっている
出来事と私たちの暮らしとのつながりに思いを馳せる機会として、様々な
イベントを開催しています。
「地域を拠点にした市民による事業とアジア地域の市民ネットワークづくり」
WE21ジャパンは、神奈川県下35の地域でWEショップを拠点にリユース・
リサイクル環境事業と民際支援事業を行うWE21地域NPOと連携して、地域循環型
の社会やアジア地域の市民による経験の交流・支援を通じた平和な社会づくり
を進めています。またそれらに必要なしくみをつくるため、行政や企業などへ
の働きかけを行っています。
具体的には、地域循環型の社会をつくるリユース・リサイクル環境事業、
アジア地域の市民がお互いの知識や経験を分かち合う交流やネットワーク
づくり、環境、貧困、人権・平和、多文化共生、市民が活動しやすい法制度
などについての調査・提言、35のWE21地域NPO全体の活動サポート・調整、
広報などを担っています。
◆参加団体情報(活動情報・募集情報)
【イベント・講座情報】
■WEまつり in EBINA
全国の皆さんから寄付された衣類やバッグ・靴、日用雑貨、食器、おもちゃな
どを販売します。収益金はフィリピン先住民族の人びとの暮らしを守る活動に
使われます。また、フィリピン先住民族の人びとが自生するしょうがと砂糖で
作ったフェアトレードのジンジャーティ・制服や作業服からリサイクルされた
てぶくろ、環境にやさしい竹繊維靴下の販売も行います。
同時に、使わなくなったケータイを回収する「携帯電話回収キャンペーン」を
開催します。
◆日時:2010年10月31日(日) 10:00~15:00
◆場所:海老名中央公園
神奈川県海老名市中央
小田急線・相鉄線「海老名駅」東口歩いてすぐ
◆参加費:なし
◆定員:なし
◆参加の条件:なし
◆主催/問合せ:特定非営利活動法人WE21ジャパン
担当:渋谷美由紀
横浜市神奈川区栄町11-5第2ビル3階
e-mail:soumu@we21japan.org
Tel:045-440-0421 Fax:045-440-0440
【ボランティア募集情報】
■WEまつり in EBINA 販売スタッフ
全国の皆さんから寄付された衣類やバッグ・靴、日用雑貨、食器、おもちゃな
どを販売します。収益金はフィリピン先住民族の人びとの暮らしを守る活動に
使われます。また、フィリピン先住民族の人びとが自生するしょうがと砂糖で
作ったフェアトレードのジンジャーティ・制服や作業服からリサイクルされた
てぶくろ、環境にやさしい竹繊維靴下の販売も行います。
◆日時:2010年10月31日(日) 10:00~15:00
2交代制①8:30~12:30 ②12:00~16:00
または、1日
◆場所:海老名中央公園
神奈川県海老名市中央
小田急線・相鉄線「海老名駅」東口歩いてすぐ
◆募集人数:10名
◆活動/業務内容:販売
◆謝礼/交通費の有無:交通費支給(上限1000円)
◆問合せ/申込み先:特定非営利活動法人WE21ジャパン
担当:渋谷美由紀
横浜市神奈川区栄町11-5第2ビル3階
e-mail:soumu@we21japan.org
Tel:045-440-0421 Fax:045-440-0440
◆よこはま国際フェスタ2010参加に関する情報
【一般ブース出展内容】
世界につながる 平和につながる 環境につながる
WE21ジャパンの活動や支援先の情報を皆さまにお伝えすると共に、世界に
つながる・環境につながるグッズを販売します。例えば、フィリピンベンゲット
州先住民族の女性たちが作ったフェアトレードの「ジンジャーティ」、制服や
作業服などからリサイクルされた「エコてぶくろ」、農薬や化学肥料を使わず
に栽培できる環境型の資源で作られた「竹繊維靴下」を販売します。また、
WE21オリジナル開発教材「地球の水ものがたり」や平和を願って作った
「ピース壁新聞」の販売を行います。
【お勧め商品】
・商品名:ジンジャーティ
ジンジャーティでつながるアジアと私たちの暮らし
フィリピン、ルソン島北部のコルディレラ地域は2000メートル級の山々が連なる
山岳地域です。生産者は、この山岳地域にあるベンゲット州で活動する3つの
住民組織「ウバパス」「ダイヨコン」「ランパダ」のメンバー。
彼らは、先住民族のコミュニティに基盤を置いた母子保健活動を行いながら、
自分たちの手で住民の健康管理を進め、助けあう組織を作っています。
母子保健活動では、研修を通じて学んだ保健知識やマッサージや針灸などの技術
を、家族や地域全体の健康のために活用し、乳幼児健診、家族の健康管理、
家庭介護などを行っています。
薬草栽培やマッサージオイル、ジンジャ―ティーの生産もこうした活動の中で
始まり、次第に地域で使うだけでなく、低額で外部に販売するようになりました。
売上金は、母子保健活動の推進費、病気やけがで緊急にお金が必要な場合の
貸付などに活用しています。
価格:1800円(ボトル入150g)、 400円(袋入75g)
◆団体情報
代表者名: 藤井あや子
住所:〒221-0052 神奈川県横浜市神奈川区栄町11-5 栄町第二ビル3
Tel:045-440-0421
Fax:045-440-0440
[E-mail]
[Homepage]